仏壇セットにはいくつか種類があります

   
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仏壇セットや仏具にはいろいろな種類があり、宗派や地方によっても少し異なってきます。仏壇セットとして必要なものはご位牌やご本尊がありますが、それ以外にも必要なものがあります。例えば線香立て(香炉)や花立て、ロウソク立て(燭台)などは用意しなければいけないアイテムで、毎日使うことになるでしょう。線香立て(香炉)や花立て・ロウソク立て(燭台)の三つを三具足と呼んでいて、三具足において燭台や花立てを一対ずつにすると五具足とも呼んでいます。五具足に茶湯器や仏飯器をプラスすると七具足になり、五具足に茶湯器一つと仏飯器1対、高杯1対をプラスすると十具足とも呼んでいるそうです。お盆やお彼岸などのシーズンによってアレンジされることもあり、仏具にはいろいろなアイテムが存在します。

伝統的な形や現代風なデザインがあります

仏壇はいくつか種類を区分することができ、伝統的な形式による伝統型仏壇や現代的なリビングに合う家具調仏壇などがあります。伝統型仏壇は黒の漆塗りが施されていて、内部が金箔になっている金仏壇や黒檀・紫檀などの銘木の美しい木を生かした唐木仏壇などに区分することが可能です。仏壇を購入する場合は自分の希望や自宅の事情を考慮し、仏壇を選択すると良いでしょう。金仏壇は各宗派の本山寺院を模していて、宗派によってやや違いがあります。伝統的は金仏壇は古くからある宗派によってよく利用されていますが、必ずしも決まっているというわけではありません。金仏壇は蒔絵や彫刻・錺金具などの日本の伝統工芸が集約されていて、中には伝統工芸品として指定されている産地もあり自宅に置いている人が多くいます。

庶民がお祀りするのは江戸時代からです

仏壇が祀られるようになったのは、天武天皇がきっかけだとされています。法隆寺にある玉虫厨子は仏壇のルーツ的存在で、当時貴族や役人といった一部の人だけ祀っていました。鎌倉時代になると僧たちによって儒教の祭具であるお位牌が日本国内に持ち込まれ、室町時代に蓮如上人が仏壇を持つことを勧めたことにより仏壇が一般的に広がったそうです。室町時代に書院造りという形式ができ、床の間が作られ仏画をかけたり仏具を置き礼拝するようになります。庶民が仏壇をお祀りするのは江戸時代で、お位牌を本格的に祀るようになりました。このような歴史が現在に繋がり日本の伝統となりました。仏教と先祖信仰・葬式などが結びついたのは、江戸幕府の宗教政策において檀家制の影響が強いとされています。